
中央線沿線は言わずとしれたラーメン激戦区です。
昔ながらの中華そばや街の中華屋さんで食べる素朴なラーメン、こってり味噌ラーメンに担々麺やタンメン・・・
おいしいお店の名前をあげればきりがないという方も多いと思います。
そんな中、今回はご紹介するお店は、もう充分すぎるほどおいしいラーメン屋さんがひしめく中央線沿線の、突如、新星のごとく現れたラーメンのきら星のようなお店です!
目次
見た目も味も美しいラーメンをぜひご賞味ください!
三鷹駅北口から徒歩12分ほどの静かな住宅街にある「さくら井」は、まだまだ新しく、2016年12月に開店したばかり。
すでに口コミなどで非常に高い評価を得ており、平日でもこんなに並ぶ人気店なのです。
わたくしが伺ったのは平日火曜日の午後0時過ぎですが、10人以上の方が行列待ち。
約30分ほど並んで、店内に入ることができました。その間も行列は途切れることのなく、次から次へと新しい方が並びます。
きれいなこちらの看板は、まるで料亭や和食屋さんのようです。
実はラーメンのお味も、見事この看板のようにとても洗練されたきれいなお味です。
さくら井のラーメン、すべてはこの一言に集約されます!!
お店の外観を見つつ、一体どんなラーメンを食せるのか味を想像していると、、、
ん??なんと?そこに書かれたりはラーメンなのに「化学調味料をつかわない?優しいらぁ麺??」
ラーメンと言えばジャンクフードの王道とも言える食べ物なのに!?物足りない味だったらどうしよう。。。
(そしてこのあと、ラーメンを実際に一口食べて、この疑いに懺悔したのでありました。)
お値段もとってもリーズナブル!
メニューもシンプルに3種類「醤油」「塩」「煮干し」!
わたくしは迷わず「醤油らぁ麺」を。
店内にある食券機でチケットを購入する方式です。
懐かしくいまどきの味=毎日でも食べたくなる味!
つべこべ説明しません。
どうぞ先にお写真をご覧ください!
写真から滲み出るこの間違いないらぁ麺の風貌!美しすぎます!!
ご主人こだわりの「化学調味料をつかわない」だけあり、スープもこのように透き通っていて、油もぜんっぜん癖がないのです!いわゆるラーメンのこってりした油の匂いではなく、出汁そのものの香りをしっかりと味わえます。
少し固ゆでの麺が醤油スープにとってもよくからみ合います!
たしかに優しく、たしかにあっさり、だけどしっかりとした味わいがあって口当たりがいいので、どんどんどんどん麺がすすみます!
らぁ麺の上に一部ビストロな肉が鎮座してたぁ〜!!!
出汁の効いたスープもおいしいのですが、今回ポチ子が思わず椅子から跳ね上がるほど感動したのが、こちらのお肉です!
ものすごーーーーーーーーーーーーーーーく、柔らかい!ちょうど良いレア感がたまらない!
こんなおいしいお肉が、主役ではなく脇役としてこっそりと麺の上に乗ってていいのだろうか!?
これはもうチャーシューという枠組みではなく、あまりにも美味しいので種類が未確認・正体不明です。
ここが伊勢丹だったら、このお肉がたとえどんなに高価でもいいから、100グラムだけでもいいから買って帰っちゃう!っていうくらい美味しいのです!
ぜひぜひ食していただきたい!おしゃれな恵比寿辺りにあってもいいんじゃないかってくらい、中央線に新風を巻き起こすような新参者ですよ!この肉だけは!
ご主人の人柄が溢れ出す味は確かな経歴にあり!
❌ラーメン
→改め⭕らぁ麺店「麺屋さくら井」のご主人・櫻井さんは、ご自身が大のラーメン好き。
学生時代は年間500杯以上のラーメンを食し、あの名店「ほん田」の味に惚れ込みアルバイトを開始。
卒業後は社員として働かれるなど、しっかりとした技術を習得。
そのノウハウは味だけではなく、店内の造りにもこだわっており、常にお客さんと目線をあわせられるような店内設計にしたのだとか。
お客さんに美味しく、そして気持ちよく食べてもらえるような環境を・・・、
そんなご主人の配慮をいたるところから感じ取ることができます。
ゆったり落ち着いて食べることができるラーメン屋さんって、女性には結構うれしい!
そして間違いなく「飽きない」「毎日でも食べたくなる味」です。ご主人いはく、その「毎日同じ味」なのに「飽きない」をつくり続けることが一番難しいのだとか。
しかも三鷹って古くからつづくおいしいお店が多い割に、実は人口に対するラーメン屋さんが少ないんだとか。
三鷹近辺ご出身のご主人がそこに目をつけたんだそうです。
生粋の中央線沿線育ちのご主人だからこそわかる土地勘も、このお店が誕生した理由のひとつなんですね。
様々な誕生のストーリーを胸に、ポチ子もまたこの味が食べたくなってしまうのでありました。
ごちそうさまでした!
「麺や さくらい」の情報
『麺や さくらい』