目次
そもそも「仙草ゼリー」って何?
「仙草ゼリー」の原材料、作り方
仙草(Xiancao:「シエンツァオ」/ 別名「田草」「涼草」など)
原材料:中国原産のシソ科植物の一種。
中国は、昔から天然の薬を生薬として漢方薬の原料に利用していて、この仙草もそのひとつです。
中国南部(福建省・広東省・江西省・広西チワン族自治区など)、及び台湾北部(新竹県・苗栗県・桃園県など)で栽培。
この乾燥した仙草の茎と葉に、少量の水を加え煮込み、その煮汁をこして、でんぷんを少量入れることで、仙草がゼリー状になります。
「仙草ゼリー」は、タピオカに続くネクストトレンドの予感!?
いま、日本は「空前のタピオカ第3世代ブーム」真っ只中!
ぞくぞくとタピオカのお店が続々とオープンしていますよね。
そんな中、実はそのほかの「台湾デザート」も、少しづつ人気がでてきています。
その代表が「仙草ゼリー」なんです。
「仙草ゼリーは」、植物由来の天然ゼリーで、その食感は、ぷるっぷる!
ボリューム感があって食べ応えも充分なので、トッピングを加えれば立派なデザートになります。
季節ごとの食べ方やトッピングをすれば、楽しみ方もいろいろ!
そんな次なる流行を予感させるのが、「仙草ゼリー」なんです。
気になる仙草ゼリーの効果・効能は?
解熱、解毒作用でデトックス効果に期待!
中国や台湾では、仙草を煎じてそのエキスを飲むことで、身体の中にこもった余分な熱や水分を取り除きます。
さらに血を冷やすため、特に夏場は暑気払いや熱中症予防として用いられていたそうです。
効果はそれだけではなく、のどの渇きや解熱・やけどなどの化膿性炎症を治すこともできるのだとか。
さらに糖尿病・高血圧・風邪・筋肉および関節痛など、あらゆる疾患にも効能があり、古来より万能薬として老若男女問わず食されていたようです。
「仙草ゼリー」の美容効果は?
仙草ゼリーには、解毒作用があるため、女性は特に気になるニキビや吹き出物などにも良く、さらに腸に良いため便秘解消にも効果があり、それによりダイエット効果にも期待できます。
そして何より女性にうれしいのが、タピオカに比べて「カロリーがとても低い!」んです。
同じ量の「タピオカ」と「仙草ゼリー」では、なんと「仙草ゼリー」のカロリーは「タピオカ」わずか5%!!
★キャッサバ粉(タピオカ原材料) → 362kcal / 100g
★仙草ゼリー → 19kcal / 100g
(台湾 衛生福利部 食品營養成分資料庫より引用)
おいしくて美容やダイエットにも効果的となると、これはもう日本人女性もほっておけないデザートになりそうですね!
仙草ゼリーの食べ方、いろいろ
台湾発「仙草ゼリー」のお店が続々と日本へ進出
2018年頃から少しづつ日本に上陸し始めた「仙草ゼリー」のお店。
以前、今回ご紹介した「黒工号」さん以外にも、下記の2店舗でも食べることができます。
★有點甜 (ユウテンテン ア リトル スイート)大久保店
★MeetFresh鮮芋仙など
※そのほか横浜中華街など、中華料理の専門店では昔からデザートメニューの一品として並んでいます。
仙草ゼリーはネットでも購入できる
すでにゼリー状になっているものをネット購入すれば、すぐに食べることができるのでとてもお手軽!
夏場は冷蔵庫に常備し、冷たい仙草ゼリーに白玉だんごやバニラアイスなどをトッピングするれば、簡単に自宅でも台湾デザートを食べることができます。
手作りもできる仙草ゼリー
さらに上級者の方向けに、粉末状の仙草ゼリーのもとにお湯を注いで混ぜ、冷やすだけで簡単にできる「手作り仙草ゼリーのもと」もおすすめです。
夏用の透明なガラス容器に注いで、冷蔵庫で冷やすだけ!
簡単・手軽に、本格台湾デザート「仙草ゼリー」のできあがり!
てづくりなので、お湯の量を調整すればゼリーの硬さを調整することができます。
「焼仙草ゼリー」のように、少しあたためると柔らいゼリーとなり、別のおいしさが味わえます。
達人レベルで仙草ゼリーを味わいたい方は、ミルクティーのトッピングにしてもgood〜♪
味や香りに少し抵抗がある方には、こんなトッピングをおすすめ!
わたしは「亀ゼリー」を初めて食べるときには、あの独特の味や香りに抵抗がありました。
そのときにトッピングしていたのが「コーヒーフレッシュ」や「黒蜜」などのシロップです。
仙草ゼリー自体には味はあまりないので、味つけとして加えてみると良いでしょう。
特に「コーヒーフレッシュ」をかけてしまえば、もうまるでコーヒーゼリーかと思うように気軽に食べられるようになります。
「仙草ゼリー」と「亀ゼリー」は違うの?
「亀ゼリー」と、「仙草ゼリー」は、見た目が黒くて、似ていますよね?
ちょっと食べづらい色や、香りがそっくりです。
どちらも、「ちょっと食べることに抵抗を感じる・・・」があります。
じゃぁ、一体どっちのほうが良いの?と思いますよね。
そこで「亀ゼリー」の成分表をよ〜く見ると・・・
「涼粉草」とありますね。
これは「仙草」の別名なんです。
つまり「亀ゼリー」にも、「仙草」の成分が入っているんです!
【亀ゼリーの成分】
・亀の甲羅裏側にあるコラーゲン
・仙草など、複数の生薬
また「亀ゼリー」といえば、ちょっと勇気を出さないと食べることができない強い苦み。
さらに亀のコラーゲンが入っているため、本格的な「亀ゼリー」のお値段は結構高価です。
それに比べると「仙草ゼリー」の成分は仙草に特化していて、その分「亀ゼリー」ほど、味や香りのクセもあまり感じません。
初心者にもとても食べやすい生薬系ゼリーです。
「仙草ゼリー」も「亀ゼリー」も、どちらがいいとは一概に言えませんが、
→→→「仙草ゼリー」は→よりデザート感覚、トッピングの種類も豊富。
→→→「亀ゼリー」は→味・風味以上に、効果・効能を重視する方におすすめ。
と、食べる目的や楽しみ方で、違ってくるのかもしれませんね。
「亀ゼリー」について、詳しくは、こちらもcheckしてみてくださいね↓↓↓